| 無洗米とは |
無洗米とは?
洗わないで炊飯ジャーにお米と水だけを入れて炊飯できるお米です。普通のお米と何が違うの?ということですが、単純に精米機が違うだけなのです。 |
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精米機の構造
通常、精米機は動力を用いて、お米を狭い空間に押し込んでお米同士の摩擦の力で玄米の皮を剥く構造になっています。ですから5分づきとか7分づきなどという言葉は、摩擦力を弱めて玄米の皮を薄く残すことなのです。そして摩擦によって剥かれたお米は、風によりヌカとお米とに分けられ精米機の外に出てくるのです。余談になりますが、その摩擦のときに発生する熱でお米の水分が抜けたり、そのまま放置すると周りについたヌカが酸化してお米の品質が落ちたりします(その話はこちらの項で)。それで熱を発生させないで精白する昔ながらの水車などが、よくおいしいなどと言われたりします。 |
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無洗米精米機
無洗米精米機は通常の精米機の機能に加え、お米に付着するヌカを落とすような工程が追加されます。私も現物を見たことがないので、はっきりとは言えないのですが、専用のブラシがついていてお米の表面に付着したヌカを掃きとるような構造らしい。 |
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無洗米のメリット
無洗米のメリットはどんなことがあげられるのでしょうか?研ぐ手間が省けるというのは最初にも述べたとおりで、その他、糠の付着が無く酸化が遅いので保存性がよい。さらに炊き上がりが均一で、とぎ汁が出ないため環境汚染も回避できる、というのが宣伝文句になっています。一般の消費者にとっては、毎日食べる米で奥さんにも環境にもやさしい、聞いただけで毎日食べたいですよね。 |
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疑問点
しかしちょっと問題なのは、うたい文句の米のとぎ汁が環境汚染につながるのかということです。みなさんは有機農業という言葉は聞いたことがあるでしょう(詳しくはこちら)。その中で、堆肥や有機質肥料などの資材を作るのに、ほとんどが米ぬかを使用します。米ぬかには微生物が繁殖しやすい栄養素が、豊富に含まれるからです。その米ぬかを下水に流すと水質汚染が広がるのでしょうか?とぎ汁をそのまま川に流すと、当然水質汚染につながりますが、下水のない所は今じゃ我が家の地域ぐらいでしょう。一般に下水に流せば浄化設備に入り、浄化され川に流されます。浄化設備とは微生物を使って汚染物質を分解する施設です。微生物の大好物の米ぬかが分解されないわけがありませんよね。逆に最近では、川に魚を戻すために、米のとぎ汁に微生物を入れ、増殖させて家庭の排水溝から流す運動をしている市町村もあるぐらいです(こちら)。だから米のとぎ汁が水質汚染に直通するという考え方はまずいような気がします。 |
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価格
やはり専用の精米機を使用するため、価格のほうも若干割高の傾向です。以前本で読んだときは1割ぐらい高いと見たような気がします。もし我が家でも導入すれば価格を上げざるおえないでしょう(それだけ農家の経済は厳しい) |
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まとめ
そうすると、あとは美味しいかどうかということになります。わたしは無洗米を食べたことが無いので正しい評価は出来ませんが、理屈は精米方法は同じで次の工程がプラスされただけなので、味は変わりません(やや落ちるということを米屋さんが言っていた)。そういった事を聞くと、無洗米の購入を考えている方は、共働きで忙しいご家庭もしくは水道代を節約したい事業所向きといえますね。 |